2.7
 久しぶりに人物画二枚に手を付けた。夢中になったね。自覚は弱くなったけど、やはり風景画を描くのは辛く、基本的には生活のためだ。
 それよりも強く思ったのは油絵の具の魅力。二ヶ月くらいアクリルばかりを使っていた後で出してみると、ほとんど奇跡の画材ですよ。どちらが新発明か判らなくなります。
2.6
 ピーターの年齢はクラリッサより少し上の53歳、正確には52歳でした。映画ではルイスになっています。
 映画の原作ではなくとも重要な小説「ダロウェイ夫人」を一気に読み、続いて映画「めぐりあう時間たち」を見ました。良い意味でふたつは違うものになっています。当たり前ですが小説は映画のモチーフになっても映画にはできません。芸術様式の常識です。小説「めぐりあう時間たち」は読まないことにしています。悪い予感があります。
 今、描いている風景画の技法で人物も描き、自分の仕事に何かしらの統一感を持たせたかったのですが、どうも間違いのようです。ある明確化を受け付けません。曖昧さの中に潜むものが致命的に欠如します。制作のリズムから生まれる豊かさがどうしても必要です。これは3DCGモデリングでは絶対に達成できない気がします。限界の予測が立った中での3D研究は辛いですね。
2.5
 「ダロウェイ夫人」を一気に読む。この再読に夕方から掛かりました。今、ピーターが泣き崩れクラリッサの家から出たところです。映画で泣いたのは彼女の方でした。五十一にもなって若い女に恋する変人。俗物の彼女を愛しながらも軽蔑する知性の怪物。映画では詩人のリチャードに人格が分散しています。
 たった一日に彼女の人生が凝縮される。ユリシーズと共に近代的な文学の様式でしょうか。しかし、絵画では当たり前のように科せられた課題です。ワイエスの「セーターを着たヘルガ」を思っています。
 けっして読みやすいものではありませんが、短時間を綴った小説は間を置かずに読んでみたいです。さて、ピーターは外に出ました。
2.3
 メールより電話、電話より直接会って話した方がよい。確かにその通りですが、言語コミュニケーション能力の低い自分にとっては五十歩百歩かもしれません。
 今日、学校で放課後、問題児指導をしました。しかし、これぞと言う言葉が出てこない。核心をつく言葉が見つからず、例え話もずれてしまう。吃音癖がありますけど、これは確か脳の言語中枢と関係していた覚えがあります。
 よその掲示板などで迸るように言葉を綴っている人達を見ると嫉妬も感じますね。でも、この偏りが絵画への強固な重心を造ると信じています。
2.2
 睡眠不足で眠いです。原因は毎度ながらのパソコントラブル。Macの他にWinも入れば悩み二倍増は当たり前かな。不調もあってあまり使われなくなったG4からハードディスクを取り出し、IBMに移植、安いSCSIボードをみつけたのでG5に接続できなかったフィルムスキャナーもIBM機で使えるようにしました。
 バックアップとフィルムスキャン用だったG4はこれで役目をIBMにすべて譲ったことになります。しかし、G4がOSXインストール不可になった謎はそのままです。
 ところで、内部接続に四苦八苦したIBM機、広報ではネジもほとんど使わず拡張作業が簡単となってますけど、密着したプラスチック蓋を微かな溝に金属のマイナスドライバーをこじ入れて無事に開封するなんて素人にできるんですかね?
 ええ、年末、買ったばかりのおニューパソコン、ドライブベイの外蓋、見事に破壊しましたよ!見栄えが悪いだけで機能には関係ないですがね。クソッ!
1.31 北鎌倉、葉祥明美術館
 あのネコの寝ている美術館は何処?、と言う声があったので。
 別に興味を持っていたわけでない絵本画家ですが、初めて原画とデッサンを見て自分が恥ずかしくなりました。
1.30 皺の練習
 テレビを無くし、代わりにビデオキャプチャーをパソコンに繋いで見てます。普通のテレビと比べて、ソフトの起動、チャンネルの切り替えと動きが遅いです。
 実際の差は一秒以内か大きくても二秒ないと思いますが、リモコン付テレビに慣れた感覚では、番組を見なくなるに充分な違いです。テレビ番組は数秒の辛抱をするにたる価値すらいつの間にかなくなってました。
1.28
 最近になってDVDに付いてくるコメンタリーの意味が分かりました。いくらクリックしても監督や俳優のインタビュー画面が出てこないなんて思ってました。字幕言語選択と似たことで、その設定により本編に重なってコメントの音声や字幕が現れるのでした。
 「めぐりあう時間たち」のコメンタリーが面白く、先日借りた「ターミネーター3」のコメンタリーも聞いてみようとしたんですが10分で耐えられなくなりました。基本的には映画の質に比例する気がします。
 昨年秋から見た30数本の映画で本当に気に入ったものを振り返ってみると、娯楽を求める人には敬遠され、一家言ある通人には軽蔑される作品が好きなんですね。
 若い頃には純粋芸術・純粋絵画なんて言葉に惹かれるものですし、そういった経験を通過してこないのも問題だと思います。しかし、人間生活を経ていない美しい色や形にどんな価値があるのでしょう。過敏な神経だけでは芸術は創れません。
 映画は映画しか語らない、こういう”芸術的に正しい見解”なんてもう沢山なんです。自分は公正でもなく、手本になる気もありませんから。
1.27 今年のモデル
 今、3DCGソフトを勉強中ですが、空想的人物のモデリングには興味が湧きそうにもないので、3月から人物画のモデルを務めてくれることになってる某美少女を造ってみることにしました。これはそのために多方向撮影した資料写真を参考に描いてます。
 3DCGは彫刻的か、二次元上の仮想空間だから結局は絵画的な世界かと思いを巡らせていたものです。かじり始めた現在の感想は、3DCGは、3DCG、独自の世界だと言うことです。この軽蔑された新しい素材に可能性を見出すのはどんな人達なんでしょう。
1.26
 ついに行き着く所まで来ました。ネットを始めて4年、アナログダイヤルアップ、ISDN常時接続、ADSL、来月中旬には光ケーブルになります。価格的には昔の20時間契約と同じくらいで少々高いなぁという感じですが、通信費全体としては携帯を使わないので並でしょう。
 携帯は「国民の義務」にでもならない限り持たないと思います。亡命する気はないので強制されれば別ですが。ポリシーからでなく精神の体質から持てませんね。アレルギーを起こしそうです。理想としては音声チャットが普及して電話も無くなって欲しいです。
Vol.49
Vol.50
Vol.51
Vol.52
Vol.45
Vol.46
Vol.47
Vol.48
Vol.41
Vol.42
Vol.43
Vol.44
Vol.37
Vol.38
Vol.39
Vol.40
Vol.33
Vol.34
Vol.35
Vol.36
Vol.29
Vol.30
Vol.31
Vol.32
Vol.25
Vol.26
Vol.27
Vol.28
Vol.21
Vol.22
Vol.23
Vol.24
Vol.17
Vol.18
Vol.19
Vol.20
Vol.13
Vol.14
Vol.15
Vol.16
Vol.9
Vol.10
Vol.11
Vol.12
Vol.5
Vol.6
Vol.7
Vol.8
Vol.1
Vol.2
Vol.3
Vol.4