4月19日
 季節の先取りに自分の弱気や用心深さを重ねる。「もう時間がない!」
4月17日
 失敗した油彩用のエスキース。「形」だけからでは制作に入れなくなってしまったのか?慌てて新作を始めることはないのだから時間を取ろう。
 気分転換にビデオでも借りてこようと思ったけど風の音を聞いたら面倒になった。そこで、プルーストを開く。20フランで誰にでも手に入るものが、ある男にとっては100万フランでも手に入らないものとなる。いや、まだ幸せだ。100万フランで手に入れて、やがてそれが20フランのものになるよりは。
4月15日
 近所にこんな所があった。20数年間知らずにいたわけだ。いまだに発見がある。嬉しいような悲しいような。
 夢と夢について語ったものとは別のものだ。本日「ゲルマントの方1」250ページ越え。
 先月、上京の新幹線で志賀直哉の兎に関する小説を読んだ。考えてみると、ほんの少し前までペットと食肉の両方である動物が普通に飼われていたのである。
4月13日
 モニターを工場出荷時のままで使用すると色が印刷物制作でもWeb制作でも支障をきたす上になんとモニター寿命が半分以下になることが分かった。その上、眼に悪い。そう、色温度の設定が高すぎる。早速、切り替えました。9000kから6500kへ。世界が一気に暗く黄ばんだ。そのうち慣れるから心配ないそう。また、確かにこちらの方が眼に優しいね。しかし、メーカーてやつは!ほんとにもう。
 ベートーベンのピアノソナタをCD化、もちろん全部じゃなく6曲録音そのうち3曲を焼いた。で、自分が思っていたよりかなりベートーベンを好きなことに気が付いた。もしかしてバッハより好きかも。そう言えば子供の頃、友人に相貌が似てると言われたことがある。彼は先天性脳梅毒で頭蓋骨が変形しているんですけど、、、、、まぁ、いいか。
 NHK教育にふと切り替えるとクリストが出てきた。アメリカの高校生に特別授業をしている。その高校生達の制作コンセプトがすごい!そこまで考えるかと感心していたら、クリストは笑いながらもっと簡単に、単純にと指導。でも、ミニマルアートを引き出すのは少し違う気もするな。ところで、クリスト御夫妻とは夕食と昼食、喫茶店でお茶を一緒したことがあります。嘘じゃないすよ。アンブレラプロジェクト以前のことです。地方局に取材にくるよう求めたら相手にされませんでした。高校の美術の先生はクリムトと勘違いしてましたし。今は昔、、、、
4月11日
 桜である。かろうじてまだ咲いていた。半分葉桜になっているやつも萌葱色とのコントラストが美しい。桜の木の下には何があるか?この下は渓谷になっていて自殺の名所である。
 「ゲルマントの方へ1」、220ページまで、作者と主人公あるいは語り手(この場合は一緒)の思想の関係はどうであるのか。理論を超えた閃きの例として手相見を上げていた。巻末の訳注を読むとプルーストは信じていた気配がある。見るんじゃなかった。
4月9日
 空蝉が欲しい!現物がないので幾つかの資料を元に描いているけどやはり不満だね。形よりも言葉とイメージに興味を持つのは自分にしては珍しいこと。
 凸凹画面にヴェネシャンテレピンはマズイ組み合わせ、分かっていながらやってしまった。悪戦苦闘、光線の具合と艶のムラで後どう見えるかと不安の中での制作だった。今も頭を離れず心配です。こんな時に延々とリピートで流したBGMが中島みゆきの「エレーン」、馬鹿者である。
4月7日
 音を失った時に現れる視覚の変化、喪失と獲得は捨象と抽象のような関係かな?「ゲルマントの方1」160ページを超えました。報告のプレッシャーでも掛けないと先へ進まない。
 工事中だったIllustration、やっとアップしました。すこし営業を入れて、著作権の主張なんかしています。表現の自由や伝統と言うことを考えたら、著作権は守る云々以前の難しい問題が出てきますよ。たぶんセザンヌは著作権の主張なんてしないね。何故?大金持ちの息子だから。
4月5日
 これは先月、取材に行ったところだけど、今話題のアニメ映画のモデルタウンになったにしては人出が少なく写真は撮りやすかったね。映画のセットみたいな異次元空間でしたよ。写真学校の学生風のグループがモデル撮影をしていました。モデルよりもカメラマンの女の子のほうが金髪で派手。そう言えばまだ世の中にカメラウーマンという言葉はないですよね?
4月3日
 久しぶりの読書、「ゲルマントの方1」、やっと85ページ目、始めは去年の8月くらい。ゲルマント公爵夫人と大公夫人がごっちゃになっていた。小説と言うより芸術論の展開であるこの本は面白いが実に読みにくい。ある優れた芸術作品が与える第一印象についての論考は少し面食らったところもある。方向を変えた「名作論」なのだろうか。読解力の不足を感じるなぁ。
4月1日
 急遽ある公募展に出品することにした30号の油彩画がどうにか間に合いそうである。 ほっとしたこともあってアナログレコードのCD化をやっています。今、録音中なのはバッハの平均率第一集、リヒテル版です。 ハードディスクを増設してあるので細かくパーテーションを切ってあってもLP三枚くらいは楽に入ります。でも後で24曲に分割編集するのに時間が掛かりそう。
 話は、全く変わりますが友人に自分の奥さんをハンドルネームで呼ぶ人がいます。同世代、正真正銘のオヤジです。あっ、エイプリルフールじゃありませんよ。
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